1巻 アルペンルートへの道

 

アルペンルートかぁ。
実はどの辺にあるのかも知らない、全く未知なる世界。
まぁツアーがいいよな、と思ってパンフを集めてみる。

うげ!!高い!!

この値段ってヘタすりゃ海外行けるよね!?
うう、2泊が限界・・・。

(アルペンルート内の交通費ってやつがなにしろ高いんです!)

 

そして、うちと1号の実家は同じ市内にあり、八王子へのアクセスが便利です。
どのツアー見ても片道は必ず東京から富山まで新幹線に乗ります。
うちは東京に出るのがひと苦労なんですよ。
八王子起点に往復できるプランは残念ながらひとつもなかったです。
もうオリジナルプランしかありえない・・・。

 

ちゅーことで、オリジナルプラン、完成。
八王子〜松本経由で黒部側からアルペンルートに侵入。
頂上付近で折り返してそのまま同じルートで帰って来る事になりました。

 

理由はさっきの新幹線を使わないでいいって事、
もう一つは車酔いの激しいお義母さんには富山側の
高原バスには耐えられないであろう、という事でした。

(この富山側、5月の開通時には雪の壁の中を通る、有名な方なので山好きはこっちの方がオススメ)

 

八王子からの特急はJRで取り、電話で宿泊先へ予約、
アルペンルート内の往復割引券はJ○Bで買いました。
あとは天気を祈るのみ・・・。

 

そして当日です。朝7時半、駅集合!
そのまま八王子までふつーに電車に乗ります。
さすが日曜日!電車空いてました!

しかし八王子で降りるとかなりの山登りスタイルな
おじさまおばさま達が・・・。
これ、全員うちらと一緒のあずさに乗るのかしら・・・。
と思っていたら在来線に吸いこまれて行ってしまいました。
指定席を取ってあるんだから心配ないのに、なぜかひと安心。(笑)

少ししてあずさが来ました。
指定席ですからね。慌てる必要はありません。

しかし・・・。
乗って、指定の番号のところへ行くも、空き席がありません。

おかしいな?

だんごになって通路をふさいでしまうのでどうにかしたいのですが、
私達の席には人が座っています。
おじさんとおばさんが弁当を食べてます。
そのおじさんとおばさんと目が合いました。

「この席?」と聞かれ、
「ええ、そうです・・・」と答えたら
「ほほほ、ごめんなさいね」
って弁当をさっさと片付けて去って行きました。

あー、そう言う事か・・・。

このあずさという特急、新宿始発で来るのですが、
そこですでに自由席ってのは満席なのです。
で、指定席ってのは、次の停車駅、更に次の停車駅から
乗ってくる人も多いので、その間そこが空いているんです。
乗ってきたらどけばいいって考えて座ってるんですよ、指定席に。
以前仕事で私も同じ事やってたっけ・・・。
(でも私は電車が止まるたびに立って移動してましたけど!笑)

他の席も若い女性が悠々と座ってたんで、
「私達の席なのでどいて下さい」ときびしく言いました。
だって、こっちが右往左往してるってのに知らん顔なんですもの。(笑)
人の席なんだから少し遠慮したまえ!(^_^;)

そして出発して5分後、やっと自分の席に落ち着きました。
あ、1号の席に「ごはんつぶ」置いてきやがったぞ、あのおばさん。
人の席なんだから少し遠慮したまえってば!!(^_^;)

松本を過ぎたあたりから乗客がほとんどいなくなりました。
特急ですで2時間半走っています。
おしりが四角くなりそうです。

進行方向の左側に高い山が見えてきました。
すごいです、空に突き刺すような高さの山が。
うちから見える平和的な山ではなく、
鋭さ、神秘さ、重厚さ、などなど神々しい山に見えます。


そうこうしているうちにやっと「信濃大町」につきました。
・・・特急の停まる駅ですが、こんなもんなのでしょうか。
空気が少し凛としていました。でもまだ寒くはないかな?

あれ?お義母さん?

・・・どうやらあずさで酔ってしまったらしい・・・。(^◇^;)
だ、大丈夫かな、これからの乗り物、山の中ばっかりなんだが・・・。

 

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