奄美日記7月9日(4日目)

風が強くなってきました。
朝食をとり、帰る支度。やっぱり行きより荷物が増えてる。
入らないけどムリヤリ入れて鞄は強引に閉める。これでよし!

今日はあまり遠出をせず、午後7時の飛行機の時間までのんびり
すごすことになりました。近所の奄美パークでも行ってみよう。
ここ、去年できたばかりのなんだか島ににつかわない風貌の建物。
ドーム型してるし、なんなんだ、何があるんだ?という雰囲気。

ここなら1日時間を潰せるかも、と思い入ってみます。
お土産がいっぱいあるぞ〜。あ、資料が展示してある。
ムービーもやってる。無料なのはこの辺。あとはお金がかかります。

もう一つ、別館みたいになっていて「田中一村」という日本画家の
アトリエがありました。ここも入館200円。
母が熱望するので入ってみました。
天井も高く、絵もゆったり飾られています。

父は絵心が全然なく、さっさと見終わっていました。
私は、じっくり見て回りました。
気に入ったのはモデル立ちしてこっちを睨んでる軍鶏。あれはカッコイイ。
あと、蛭子さんみたいな絵が一つ。この他の作品とのギャップは一体・・・。

最後は一村グッズが売っていたのですが、私の気に入った絵は
商品になっていませんでした。軍鶏についてはデッサン画だったのか
作品集にも載ってない。なんでかな〜あんなにカッコイイのに。
中は撮影禁止だったので残念ながらお見せできません。

だいたい全館見終わったところでお昼になってしまいました。
じゃ、今日もまた「ばしゃ山」で食べましょうとなりました。

おお、こないだより空いてる〜。嬉しいねぇ全く。
今日は普通の物が食べたくなりました。
島おこしカレー」に決定。ん?油ぞうめん?これも気になる・・・。
家族全員気になっていたのでひと皿頼んでみました。

島おこしカレーはカレーでした。油ぞうめんはそうめんを油で炒めた物。
塩味がついていて、からっと揚がったエビが3コ乗っかっています。
これもんまい!
本当はもうちょっと固めの麺らしいですけど、食べやすくしてあるようです。
エビも頭からしっぽまで丸ごといけました。

そして午後。
パッションフルーツなる果物を買いに販売所へ。
ここは空港とばしゃ山の途中にある西田農園さん。
私達は車の中で待機しているが、案の状、父と母はなかなか帰ってこない。
かなり経って、両手いっぱいにパッションフルーツを持って帰って来た。
誰がそんなに食べるの・・・。
そしてこちらの農園さんも親戚のお嫁さんの実家だとか・・・。狭い、本当に。

で、スーパーに寄ってみたり、お土産を買ってみたり、親戚に帰りのご挨拶に行ったり。
最後に回ったお宅には機織り機がありました。珍しいのでデジカメでぱちり。
したら、なんと実演して下さった!しかし撮影の許可がおりず、見るのみ。
糸はものすごく細い。1時間かかっても10cm程度しか織れないそうです。
しかも、今織っているのは「西郷隆盛の着物の柄からとった西郷織り」という模様。
そこのうちのおじいさんが特許をとっているので他にはないものだとか。
この工程を見ていると1反50万円するというのも頷けました。

このお宅でパッションフルーツと黒砂糖とハイパションジュース(原液)戴いてしまった。
母はさらにパッションフルーツが増えたわけだが、本当にどうするのか、この量・・・。
だって母以外、父も弟も食べられないんだもの。
でもめちゃくちゃ喜んでいるし、食べるんだろうな、一人で。

黒砂糖やざらめは煮物に入れるととてもコクが出ておいしいので、
主婦な人のおみやげはこれに決定。ここのお砂糖はおいしいです。ほんとに。
私の特にお気に入りは里山商店さんの。ほろっと口に溶けてオヤツにぴったり。

1号のお父さんと弟さんには「オリオンビール」と「黒糖焼酎」これもまた有名です。
島の人がよく飲むのは安くて度数が25度の「里の曙」だそうです。
じゃあそいつにしよう。とスーパーで買って、後で空港のみやげ物屋で見たら
スーパーより安く売ってる。普通逆でしょ、これって・・・。くすん。

さてさて。そろそろ帰り支度です。
空港で早めの夕食をとり、飛行機に乗りこみます。
昨日からずっと台風情報を気にしていましたが、飛んでくれるらしい。
5号も6号も来ていたのに、運がよかったのかもしれません。
手荷物の少ない私達は先ほどの植木を持たされて搭乗しました。

ぐいーん。Gを体に受けながらグングン上昇。
さよなら、奄美。きっと、また来るよ〜ん。
島はすぐに見えなくなりました。ブアツイ雲を抜けると上は晴れ。
飛行中、台風の真上を通れるかと思っていましたが
景色はただの雲海のみで、「ひまわりの映像」みたいには見えませんでした。

羽田着21:00。ちゃんと予定通りです。東京も天気悪いでした。
流れる荷物を眺めていましたが、ちっとも出てこない。と思ったらここは
別の便の荷物受け渡し所でした。

そんなコトしてて私の親家族と別れ、町田行きのバスを見ると
ひゃ!あと10分しかない!でもおトイレもっ!
今回もファスナーもそこそこに飛び出しなんとか乗れました。
混んでます。けど無事に着きました。

人人人・・・。こんなに人がいると目が回ります。
夜も遅いのにこんなにたくさんの人が昼間のように歩いてます。
ストリートミュージシャンもダンサーも。動いてます。街も明るすぎ。
たった4日間奄美にいただけなのに、東京は異常だなと思ってしまいました。


静かな夜更けが恋しい、2号です。

 

完。